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   製品紹介  
 
 
 
 

SFカップリング

SFカップリングの特長

1.大きな伝達容量
   1000Tシリーズテーパグリッドは、焼入れ焼きもどしされた高張力合金鋼のバネ材で
   制作され、その表面には精密ショットピーニングが施させていますので、残留圧縮応力
   を持った組織となっています。
   この残留圧縮応力は、グリッドに荷重が作用したときに生ずる応力を打ち消す効果を
   発揮し、発生する応力を低く保つ働きをします。
   この効果により伝達容量は画期的に向上し、寿命に余裕を生み、よりコンパクトな継手
   の選定が可能となりました。
   このような精密技術は、もともと航空機部品の生産分野で用いられてきたものでありま
   すが、この技術をと取り入れた1000Tシリーズ・SFカップリングは、たわみ軸継手の
   分野で指導的立場を確立いたしました。
   この一歩進んだ技術は、広範な実験と実際の使用経験によって産み出されたもので
   あります。

2.長い保守間隔
   このカップリンをお取付けになり、長期用グリース(LTG)をご使用いただきますと、
   保守点検期間を画期的に長くすることができます。


   LTG(LONG TERM GREASE)

   従来の一般用グリースは、通常、カップリングの内部で大きな遠心力を受け、分解作用
   を起こし劣化します。その結果、磨耗や疲労を早めます。
   このLTGグリースは、カップリング専用に開発されたもので、一般用のグリースの場合
   によく起る油成分と増ちょう剤との分離に対しても、耐性があります。
   据付時にLTGグリースを給脂されますと、グリッド部分が油脂切れにならない限り、
   更油は必要ありません。

3.容易な組立
   テーパグリッドは単層ですので、誰でもたやすく定位置にはめ込むことができます。
   小さな形番のハブは、組立を容易にするため軸にすきまばめにします。カバーの組立
   は、標準の工具で行えます。

4.容易な保守点検
   グリッドは、SFカップリングでは消耗品ですが、カップリング全体のコストからみれば、
   そのごく一部にしかすぎません。
   テーパグリッドの取り外しは、カバーを外せば、ねじ廻しもしくはかなてこがあれば、
   簡単にできます。グリッドの取替は、ギヤカップリングや多くのゴムカップリングの場合
   にみられるような、連結された装置を動かしたり、再心出しする必要はなく、グリッドを
   はめ込むだけですみます
   連結された装置を動かさなければならない場合は、その仕事は長引き、費用も一段と
   高くなりますが、SFカップリングではそのような心配はまったくありません。

5.融通性のある設計
   1000Tシリーズの部品は、現行TシリーズのテーパグリッドSFカップリングと、寸法的
   に互換性があります。よく使われる形番では、縦割りと横割りの二種類のカバーが用意
   されております。

6.豊富な在庫
   SFカップリングおよびその部品は、全国の販売網を通じていつでも供給できるように
   在庫しております。

 
SFカップリングの形式
テーパグリッドT20形
●縦割カバー
一般用、高速回転に適しています。
テーパグリッドT10形
●横割カバー
カバーは丈夫なアルミ製(JIS H5302相当アルミ合金ダイキャスト)。特に正逆回転での使用に適しています。
 
テーパグリッドT31・T35形
●スペーサ形カップリング
取付け、取外しが簡単。
特にプロセスポンプ用に適しています。
   
 
SFカップリングの構造

1.テーパグリッド
    Cr-V鋼による高弾性板バネで疲労強度を増すため精密ショットピーニングが施されて
    います。

2.カバー
   T20形カバーは鋼製で縦割形、T10形カバーは丈夫なアルミ製で横割形です。

3.ハブ
   鋼を使用し、精密加工をおこない、特殊な歯溝を有しております。

4.シーリング
   丈夫な合成ゴムで作られ、幅の広い座があり、グリース漏れや、水や塵の浸入を
   防ぎます。

5.カバー締付ボルト
   高張力鋼を使用し、ロックナットによりゆるみを防止します。

6.グリースプラグ
   カバーに取付けられ、グリースの補給を容易にします。

7.ガスケット
   カバー合わせ面からのグリース漏れを防止します。

 
SFカップリングの可撓性
1.軸の心違いに対する保護
    グリッドは、ハブの歯溝内で自由に揺動したり浮遊できますので、他の多くの弾性カップリングでは生じる、有害な軸受荷重を
    起こさせないで心違いを吸収することができます。
 
●平行誤差
   グリッドは、歯溝の中で動いて、平行誤差を調節し、さらに、グリッドと溝の相互作用
   が十分に働いて衝撃や振動を減衰させます。
●偏角誤差
   偏角誤差があっても、グリッドと歯溝の構造からグリッドの弾性を利用して、両者の
   揺動と滑りを起こさせるようになっているので、動力損失はありません。
●軸方向誤差
   グリッドは、歯溝の中で自由に滑り得るので、駆動、被駆動の両方にそれぞれエンド
   プレイ(軸端浮動)を許容できます。このエンドプレイは、ラングスペーサとディスク
   プレートとを取付ければ、必要量にまで制限することもできます。
 
2.衝撃荷重、振動およびスラスト荷重に対する保護
    SFカップリングの特性であるねじり可撓性というのは、常用、衝撃、変動荷重を受けた時に、荷重の状況の変化にフレキ
    シブルに対応しながら、ねじれ変形ができる性質です。その結果、SFカップリングは、その運転系において衝撃エネルギーを
    吸収し、その後除々に放出して振動を減衰させ、過負荷や衝撃荷重を30%以上も減少させ、運転を円滑に調整することができ
    ます。
    すなわち、SFカップリングの特性は回転運動に対するショックアブソーバの役目をするところにあります。この特性は、
    特殊な歯溝とCr-V剛製グリッドメンバの持っている弾性によるもので、これにより、駆動機械、被駆動機械を効果的に
    保護します。
 
●軽荷重の場合
   歯溝の外側で荷重を受けるために、支点が長くバネは柔らかく働きます。
●中荷重の場合
   荷重が大きくなってくると、バネは歯溝のカーブに沿ってたわみ、支点は比較的短くなってきます。
●衝撃荷重の場合
   さらにはげしい衝撃荷重がかかった場合は、バネは完全に歯溝に接触し、全面で荷重をうけ、
   バネは強く硬く働きます。
 
使用実例
コンベア 遠心ポンプ リフトの主プラ駆動
 
ホットストリップミルテーブル 紙巻返し機の摩擦ロール駆動  
 
 
セメントミル